フラーレンの美白効果について
ビタミンCより遥かにスゴイ!
紫外線を浴びると、皮膚では活性酸素が発生します。この活性酸素がシワやシミの原因となるのですが、フラーレンはこの活性酸素を無害化する効果を持っているのです。
活性酸素を無害化してくれる抗酸化成分(美白化)として、非常に有名なのがビタミンCです。これまでビタミンCは、美白化のため幅広く使われてきました。事実、ビタミンCには美白作用や抗酸化作用の他、皮脂の分泌を抑えてくれたり、毛穴の引き締めてくれたり、さらにはコラーゲンの生成促進を行うなど、様々な優れた効果を持っているのです。
しかしフラーレンの美白作用の効果は、ビタミンCの172倍もあると言われるほど非常に強力なのです。事実、フラーレンには「ラジカルスポンジ」という別名があるほどで、ラジカル(活性酸素のこと)をスポンジのように吸収してくれる力を持っています。
優れた抗酸化作用で、紫外線やストレスがもたらす様々なダメージから肌を守り、傷ついた肌を修復して美白化ももたらしてくれる。シワやシミ、くすみ、老化対策など美容において優れた成分を持つフラーレンは、美容・スキンケア分野で注目を集めつつあります。
フラーレンが持つ美容効果としては、以下のようなものが挙げられます。
抗酸化作用……ビタミンCの172倍というデータもあります。
美白作用……傷ついた肌を修復し、美しく白くしてくれる効果があります。
保湿作用……優れた保湿力で、お肌のうるおいを保ってくれる効果もあります。
コラーゲン生成促進作用……プラセンタの800倍という強力な促進作用があります。
業界注目の成分
様々な美容効果を持つフラーレンは、現在スキンケア分野で注目の成分です。 全ての始まりは、三菱商事の子会社がフラーレンを水に溶かす技術を作り上げたことだと言われています。その結果、フラーレンが化粧水に利用できるようになったのです。
そして数年前から、化粧品の原料として水溶性フラーレンの出荷が始まったのです。現在では百貨店などでも、水溶性フラーレンを採用した化粧品が販売されています。その売上は数千万円(05年)→1億円(06年)→2億円見込み(07年)と右肩上がりです。
ただ在のところ、まだまだビタミンCなどと比べると売上は劣っているようです。その原因として現時点におけるフラーレン化粧品の弱点は、やはり値段だと思われます。フラーレンは高価な物質なので、どうしてもフラーレンを採用した化粧品は高値になってしまうようです。なにせ98年当時は、1グラム=4万円という非常に高価なものだったのです。
その後、量産化が行われたものの、年間の生産能力はまだまだ少ないようです。しかし生産体制が十分に確立されれば、やがて価格は下がってくるのではないでしょうか。消費者の関心も高くなりつつあるので、今後フラーレンはさらに注目を集めると思われます。